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コミュニケーションテクニックを駆使してもうまくいかない理由
啓発本やセミナーなどで、心理学を駆使した人に好かれるテクニックや営業術が溢れています。
しかし、このようなテクニックを駆使してうまくいく人は稀です、ほとんどの人には効果がありません。
なぜ、一生懸命に勉強をしてもうまくいかないのでしょうか?
今回はその秘密に迫っていきます。
コミュニケーション能力はテクニックではない
コミュニケーションのための基本的なテクニックは山ほどあります。
ちょっと検索をかければテクニックを解説したページが山ほど出てくると思います。
また、amazonで書籍検索をすれば関連図書が山ほど出てきます。
しかし、高いコミュニケーション能力が要求される職業の方は必ずしも基本のコミュニケーションテクニックを使っていません。
お客さんと喧嘩をする型破りなNO,1ホステスなんてよく聞く話しですね。
誤解をしてほしくないのは、コミュニケーションテクニックが無意味だということではありません。
こうしたテクニックは対人関係における必須のマナーであることも少なくありません。
ここで僕が言いたいのは、テクニックに溺れて失敗する人が多いということなんです。
テクニックを学ぶ前に根本的なコミュニケーションマインドを身に着ける必要があります。
TAKIBI式コミュニケーション術では、コミュニケーション能力の根本的な改善を狙います。
根本的なコミュニケーション能力は幼児期に形成される。
人間は、赤ん坊の頃に母親とコミュニケーションを取ることでコミュニケーション能力を発達させます。
母親とのアイコンタクト、身体でのコミュニケーション(手を握る、さする、授乳)、母親による声かけ。
もちろん、母親以外の大人を通じて同様にコミュニケーション能力を発達させます。
ここで発達という言葉を選んだのは、小手先のコミュニケーション能力ではなく、根源的なコミュニケーション能力のことを指すからです。
幼稚園や保育園に入れば同世代の仲間たちの中に入り、コミュニケーション能力を発達させます。
人間社会での立ち振る舞いや、ケンカした友達との仲直りの仕方などを実体験を通して学びます。
泣いたり笑ったりして学ぶのです、決して机に座ってセミナーで学ぶわけではありません。
中学校に入れば先輩という存在に出会い、上下関係間でのコミュニケーションを学びます。
上記の様なコミュニケーションの発達段階のどこかで挫折をしてしまうと、その後のコミュニケーション能力がうまく発達しません。
その状態で小手先のテクニックを学んでもうまくいかないのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
根本的なコミュニケーションマインドを発達させる。
根本的なコミュニケーション能力(TAKIBIではコミュニケーションマインドと呼びます)を発達させた上で、個人のキャラクターに沿ったコミュニケーションテクニックを身に着ける。
これが、TAKIBI式コミュニケーション術のすべてです。
順序としては、コミュニケーションマインドの開発→キャラクターに沿ったテクニックの習得→実践練習の反復
となります。
順を追って詳しく見ていきましょう。
コミュニケーションマインドの開発
人は、その歴史と共にコミュニケーションツールを発達させていきました。
身振り手振り、単純な声しかなかったのが、言語を手に入れ、文字を手に入れました。
やがて電話が発明され、メールやLINE、SNSなどのツールも発明されていきました。
コミュニケーションツールは便利ですが、コミュニケーションマインドを発達させる上では邪魔になります。
根本的なコミュニケーションマインドとは、こうしたツールがない状態で使えるコミュニケーション能力に他ならないのです。
原始的で根本的な能力がなければ、どんなに便利なツールがあってもテクニックを駆使しても意味を成しません。
根本的なコミュニケーション能力の開発こそが、最も重視されるべきであり最初に身に着けるべきものなのです。
残念ながら、この能力に焦点を絞った本やページは現在のところ見当たりません。
コミュニケーションマインドを発達させるためには、一見コミュ力とは関係ないように見えるところから根本的に改善していく必要があります。
食事、ライフスタイル、心の構造。
これらを改善していくことで、コミュニケーションマインドを発達させていく下準備が整います。
キャラクターに沿ったテクニックの習得
なぜ、心理学を応用したコミュニケーションテクニックでうまくいかないのでしょうか?
それは、個人のキャラクターに反したテクニックを使っているからです。
人気のあるホストやホステスは、必ずキャラが立っていて、一見すると型破りで一般的なコミュニケーションテクニックの逆を行っていたりすることも珍しくありません。
ここで覚えていただきたいのは、テクニックが使えないのではなく、個人個人に沿ったテクニックでなければ使えないということです。
自分に合ったテクニックを選定して意識をして身に着ける必要があります。
実践の反復練習
コミュニケーションは、スポーツと同じく実際にプレーを行わなければ上達しません。
畳の上で水泳の本を読んでいても、泳げるようになりませんね。
実践での反復練習は、日常的にコミュニケーションの場に入ることで行うことが可能です。
実践の反復練習の場に最適なのはカフェ会
交流サロンTAKIBIのカフェ会は高すぎず安過ぎない値段設定にしてありますので、頻繁に参加をすることができなおかつ質の悪い人が少なくなっています。
異業種交流会とは違い、楽しい雑談を重視していて、なおかつ大規模ではないためにじっくりみんなで話をすることができます。
さらに、全体の会話は主催者がサポートをしておりますので、コミュニケーションの練習の場には最適です。
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大人になっても友達は作れる?交流会での友達の作り方。